石山寺の紅葉情報！紅葉真っ盛りの様子を動画と写真で紹介！

石山寺は滋賀県大津市にある西国巡礼十三番札所です。

聖武天皇の勅願により天平勝宝元年に良弁僧正によって建てられました。
国宝の本堂には紫式部が源氏物語を書いたと言われる「源氏の間」がのこされています。

また、ここ石山寺は花の寺と言われていますが
１１月の紅葉は、とりわけきれいなことでしられています。

今回、紅葉真っ盛りの石山寺を訪れることが出来ましたので、その情報をくわしくお届します。

動画を撮りました。

石山寺の紅葉情報

石山寺の境内は広く、けっこう高低差があります。
山門前の紅葉が散り始めても境内はだんだんと色つき始めるといったぐあいです。

時間差で紅葉するのでとても永くたのしめます。
１１月も中旬になると、全山が紅葉に包まれます。

石山寺の山門前
まず東大門をくぐります。

すると参道の両側が紅葉です。

拝観受付の門をくぐると右手に鯉が泳ぐ池があり、その奥に岩が重なったところがあります。
胎内岩です。

わたしは狭いところ、暗いところが大の苦手です。
体内岩も長い暗いところは、とても入れません。
でも、この石山寺の胎内岩は短く、暗くもないのでくぐることが出来ました。

体内岩をくぐると石段を上り境内へ。
本堂に向かい左側には奇岩、珪灰石（けいかいせき）があります。
これは石山の名の出た石だそうです。
天然記念物になっています。

その後方に日本最古と言われる多宝塔を眺めることが出来ます。
多宝塔（国宝）は鎌倉期の建造で源頼朝が寄進したと伝えられています。

高い本堂からは左手下方の木々の間に鮮やかな紅葉がとてもきれいです。

石山寺の拝観料など詳細

拝観料

※平成27年4月1日改定

（開門》 午前8時
《閉門》 午後4時30分

駐車場

• 東大門に向かって右手少し歩いたところ、瀬田河畔

• 東大門に向かって左側に行く

トイレ

東大門を入って左側にもあります。

拝観受付のところで大きな荷物は預かっていただけます。
キャリーバッグを引いていたところ、受付の方が
「お預かりしましょうか？」と声をかけていただき、預かってもらいました。
坂や石段もありとても助かりました。

それから東大門前にはお土産を売っている出店があります。
食堂や土産物店が入っている大きな建物もありました。

石山寺が「日本夜景遺産」に

今年２０１５年、ここ石山寺の紅葉ライトアップが、日本各地の夜景を観光資源として認定する「日本夜景遺産」に選ばれました。

今、境内の紅葉を照らし出す点灯が１１月２９日まで行われています。

「日本夜景遺産」は、２００４年から選定されています。
「夜景観光コンベンション・ビューロー」（東京）が芸術性や文化面など８つの基準から選定しているものです。

「自然」「施設型」「歴史文化」「ライトアップ」の４タイプの夜景遺産があります。
石山寺は滋賀県内では初めて「ライトアップ」で認定されました。
そこで「石山寺あたら夜もみじ」と題され石山観光協会の主催で行われるようになりました。

今年は、照明の数を１００個に増やしたということです。
それで２０００本を超すモミジなどの木々が照らしだされています。
多宝塔なども鮮やかに浮かびあがって、とても幻想的な雰囲気に包まれています。

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その他の季節の花情報

石山寺は秋の紅葉がきれいですが、春の桜も有名です。
一年中を通して広い境内は次々といろんな花が咲き訪れる人を楽しませてくれます。

琵琶湖をかたどった池や滝のある回遊式庭園「無憂園」もあります。
ここでは花菖蒲が咲きます。

参道の両側には、キリシマツツジが続きます。
樹齢が約２００年だそうです。
全国でも珍しい老木です。
4月下旬から咲きます。

石山寺でいただいた巡拝供養券に記された花ごよみです。

１月　　寒椿
２月　　梅　蝋梅　水仙
３月　　雪柳　彼岸桜
４月　　桜（山桜　しだれ桜　染井吉野など）
つつじ（三つ葉つつじ　霧島つつじなど）
椿　木蓮
５月　　藤　山吹　射干　牡丹
６月　　杜若　花菖蒲　紫陽花　皐月
７月　　百合（笹百合　鉄砲百合など）
８月　　サルスベリ　金糸梅
９月　　夾竹桃
１０月　萩　金木犀　秋明菊
１１月　紅葉　紫式部
１２月　山茶花

いつ訪れても何かの花が迎えてくれます。

おわりに

石山寺は天平勝宝元年に良弁僧正によって開基された由緒あるお寺です。
本堂は懸下木造建築最古のものだそうです。

石山寺を紅葉の時期に初めて参拝することが出来ました。

母も一緒にお参りした時は確かつつじがきれいに咲いている季節でした。
また主人と西国３３か所の札所めぐりでお参りした時は紫陽花が満開でした。

今度は桜が満開の時にまたお参り出来たらいいなと思います。