黒ごまの小さな小さな1粒には驚くべき効果が秘められています。
黒ゴマにはいろいろな健康効果をもたらす栄養素が含まれているのです。
大昔の中国の書物に不老長寿の食品として黒ゴマがあげられています。
その中で黒ごまを食べていると髪が黒くなってくると述べられているのです。
白髪が目立ってくると、やはり良い気持ちではありませんね。
そこで黒ごまの効果や気になるカロリーについてみていきたいと思います。
黒ごまは白髪予防になるか
黒ごまには白髪を予防する栄養素は含まれているのでしょうか?
- リノール酸
- ビタミンB2
- ナイアシン
- ビタミンE
- レシチン
- ゴマリグナン
など
ひとつひとつの栄養素について見ていきましょう。
多価不飽和脂肪酸は血液中の善玉コレステロールを増やします。
そして動脈硬化の予防に役立ちます。
2・ビタミンB2 発育のビタミンと言われます。
成長を促進し、皮膚や髪、爪などの細胞の再生にかかわります。
脂質をエネルギーにかえる働きもします。
3・ナイアシン ビタミンB群のひとつで、糖質や脂質といった栄養素を、
生体活動を行なうためのエネルギーへと変換するために必要な栄養素です。
4・ビタミンE 血中コレステロールを下げる効果があります。
活性酸素の攻撃から細胞膜を守る働きをしています。
5・レシチン 代表的な燐脂質(りんししつ)の一つ。
界面活性をもつ。
生体膜などの構成成分。
6・ゴマリグナン 黒ごま特有の栄養素です。
ゴマリグナンにはセサミン、セサモリン、セサミノール、セサモール等、6種類あります。
セサミノールは非常にパワフルな「抗酸化物質」で活性酸素を取り除く効果があります。
人は年と共に老化現象が現れますが、その原因は活性酸素の存在です。
ごまにはこの身体の酸化を防ぐ抗酸化作用があるのです。
それはこの「ゴマリグナン」です。
黒ごま特有のゴマリグナンをはじめ、ごまには老化防止に役立つ成分が豊富に含まれています。
まさしく不老長寿の食品ですね。
それらの成分の総合作用で、髪も黒くするものと思われます。
利用法、利用する時の留意点
ごまは擦らないと栄養として吸収できませんのでしっかり擦りましょう!
また、食べる時はしっかり噛みましょう。
しかも、擦りたてが一番いいので(栄養吸収と香り)、その都度擦りましょう!!!
卓上ミルで食べる前に擦るのが最もお勧めです。
黒ごまのカロリーについて
とても身体に摂りいれたい黒ごまです。
でも、気になるカロリーはどうなのでしょうか?
ゴマ100g当たりのカロリーが599kclです。
大さじ1杯のゴマは6gで約36kclです。
カロリーについての目安ですが、ご飯は 100グラム 168kclです。
まとめ
ごまには黒ごま、白ごま、金ごまがありますが、特に黒ごまにはすぐれた健康効果があります。
黒ごまの健康効果を感じる摂取量の目安は1日に大さじ1~2杯(10g~20g)だといわれます。
また黒ごまの方が、白ごまより、健康増進効果(乱視の改善など)が、強いといわれます。
黒ごまは、中国の明の時代の「本草綱目」には、「長期に服用すると、不老長寿の効果がある」と記されているそうです。
特に黒ごまには、髪の毛を黒々させるなど、老化防止効果があります。
毎日の食卓に可愛いい卓上ミルを常備して下さい。
いつでもちょっと気軽に摂れるように黒ごまを用意してみてください。
少しでも永く黒髪が保たれるといいですね。
小さな黒ごまが家族みんなの健康に役立ってくれるといいですね。