尾瀬はみんなが必ず一度は訪れて欲しいとても素敵なところですね。
私は若いころと最近と2回行きました。
尾瀬の中心となる尾瀬ヶ原は約1万年前に形成されたと考えられ,日本を代表する高層湿原です。
標高約1,400mの高地に位置しています。
歩くのには木道が整備され、湿原保護のため木道以外への立ち入りが厳しく制限されています。
また、ゴミ持ち帰り運動の発祥地です。
この、一度は訪れたい尾瀬のハイキングに最もおすすめの月は何月ごろなのか?
どんな服装で行くのがよいのか?
また、必ず持っていくと良いものについて書いています。
この記事では、誰でも行ける尾瀬のハイキングについて書いています。
Contents
尾瀬のハイキングはいつ行くのがベスト?
尾瀬のハイキングに誰でも気軽に行ける最もおすすめの月は 、6 ,7 月です。
尾瀬の6月は湿原の雪が消えてミズバショウが見ごろを迎えます。
ミズバショウは咲き始めの5月末頃はまだ木道や林道に雪が残ります。
木道のそばにところどころ咲き始めたミズバショウを見つけた時は、とてもとても感動の瞬間ですよ!!!
思わず立ち止まって見とれてしまいます。
でも、木道は一列に並んで歩かないといけません。
眺めていたい気持ちを抑えて歩みを進めます。
湿原に出て、一面のミズバショウに会える時期は本当に感動です。
6月はミズバショウの他、リュウキンカなど多くの花が咲き始めます。
そして、7月
様々な花が咲き、尾瀬で一番華やかな季節と言われます。
夏の尾瀬を代表するのはニッコウキスゲです。
見事な群落で、花を咲かせます。
尾瀬では、誰でも最も気軽に行ける季節だと言えますね。
一度は訪れて欲しい尾瀬について少し調べてみましょう。
尾瀬に6,7月に行くときの服装は?持ち物は?
6,7月は誰でも尾瀬を訪れることが出来る季節だと思います。
しかし、山の天気は突然変化するものだと思った方がよいでしょう。
そこで、
- 服装は長ズボン(ジーパンはもし濡れると細くなるので避けた方がいいそうですよ)
長そでの服 - 靴は歩くのに適した履き慣れたものがいいでしょう。
急に雨に降られたら、木道はすべりやすいと思います。 - そしてカッパ
カッパは必ず持ちましょう!
山の天気は急にどう変わるか分かりません。 - ペットボトル(飲み物)
- バッグはハンドバッグなどではなく、リュックがお勧めです。
速乾性のある素材のもの。(綿はよくない)
尾瀬について
尾瀬の気候は亜寒帯湿潤気候だと言われます。
夏は涼しく、冬はとても寒さが厳しく-30℃近くまで下がることもあると言われます。
私には想像のつかない温度です。
尾瀬は福島県・新潟県・栃木県・群馬県の4県にまたがる高地にある盆地状の高原です。
阿賀野川水系最大の支流只見川の源流域です。
尾瀬は冬の降雪量が多い日本海側の気候ですが、太平洋と日本海の分水界なので、太平洋側気候の特色も持っています。
尾瀬は国立公園特別保護地域になっています。
中心となる尾瀬ヶ原は約1万年前に形成されたと考えられ、その大部分は高層湿原で、日本最大の高層湿原だそうです。
木道以外への立ち入りが厳しく制限されています。
木道は営々と続いています。
木道の保全は本当に大変だろうと思います。
尾瀬を訪ねて
CHECK!★尾瀬の近くの観光地ホテル情報★
ここからは、私が尾瀬を訪ねた時の記録です。
6月3日
快晴の朝を迎えました。
バスはホテル前を8時45分に出発することになっていました。
夏が来れば 思い出す~♪♪
はるかな尾瀬~ 遠い空♪♪
今回のバス旅の最大の目的地である尾瀬にいよいよ出発します。
主人は今回初めて尾瀬を訪れます。
私はずっと昔、30代の中頃に勤務していた職場の課の慰安旅行で1度行ったことがあります。
でも、その時のことはずっと続く木道をすれ違うハイカーみんな一人一人に
「コンニチハ!」
「こんにちは!」 と
挨拶をしながらすれ違った事しか覚えていないのです。
片側に木立ちがあったかな?
それくらいしか覚えていないのです。
レンタカーを借りて、課の人が運転してくれて行って、帰り道で道に迷って大変でした。
高速道路もカーナビも無かった時代でした。
いよいよ尾瀬に向かって出発です。
みんな元気にホテルのロビーに集合してバスは尾瀬に向かって出発しました。
途中で観光バスから地元のマイクロバスとタクシーに分乗しました。
渓流に沿った一車線の上り坂を登り鳩待峠に着きました。
そして、いよいよ尾瀬ヶ原をめざして出発しました。
尾瀬ヶ原までは行きが60分、帰りは90分と言うことでした。
少し心配でした。
いよいよ歩き始めると下り道ですが大きな石の並んだ凸凹の道で結構急な下りでした。
そのうち往路木道、復路木道の2列の木道が昇ったり、下ったり急坂だったり、平坦だったりと延々と続きました。
木道は右側通行と決められているそうです。
やがて木道の脇に水芭蕉が咲いている所もあって、とても感動し、和みました。
やがてあたりがひらけ、やっと平坦な道になり渓流に架かる橋をわたりました。
まだまだ湿原は見えませんが何かホットしました。
今回すれちがった人で「こんにちは!」と声をかけてくれたのは1人だけでした。
若かった頃に来た尾瀬を思い精一杯の「こんにちは!」を返しました。
あの尾瀬ヶ原の水芭蕉の咲く湿原がもうすぐだと思い少し足が軽くなりました。
いよいよ尾瀬沼はもうすぐそこだと思われました。
いよいよ周りが開けてきれいな水の流れる川をわたりました。
鳩待峠から4本の橋をわたるそうです。
木道は右に大きくカーブして平地になり、もうすぐあの尾瀬沼が近い事を思わせました。
急に足が軽くなりました。
とうとう山の鼻ビジターセンターが見えて来ました。
ほんとうにうれしく思いました。感激しました。
鳩待峠の標高約1,600メートル、ここ山ノ鼻の標高は約1,400メートルだそうです。
200メートルもの高低差を約1時間で下った事になるのです。
山ノ鼻ビジターセンターでは、1瞬、休憩をしてからいよいよ水芭蕉の咲く尾瀬沼に足を速めました。
大きくあたりが開け水芭蕉が花咲く沼が目の前1面に広がっていました。
とてもしんどかったけど、とても不安だったけど、ここまで来れた事にとても感動しました。
主人は私よりももっと大変そうでした。
でも頑張りました。
もっともっと尾瀬沼を見ていたかったけど、再び来る事も無いと思っても、もうゆっくりしている時間はありません。
帰路は90分かかると言われています。
鳩待峠には4時10分に集合といわれていました。
90分と言われていても私たちは90分よりももっとかかるかもしれません。
もっともっと居たかったのですが山の鼻を出発しました。
帰路は本当に大変でした。
主人はなかなか姿が見えてきませんでした。
所々に設置されたベンチで主人の姿を待ちかねました。
いよいよ出発して最初の頃に歩いた大きな石の道にさしかかり
もう鳩待峠が近い事をうかがわせました。
時間はまだ余裕があり、無事に到着出来たこと。
良いお天気で木道もよく乾いていて、滑る事も無く歩く事が出来たことを感謝しました。
鳩待峠にはたくさんのグループや人が集まっていて、バスもひっきりなしに発着していました。
出発をまっていると急に大粒の、本当に大粒の雨がパラパラと落ちて来ました。
そして急に肌寒くなってきました。あわててリュックに入れていたコートを羽織りました。
木道を歩いている時だったら本当に大変だったことでしょう。
やはり尾瀬に行く時は、雨具はまず必須だと思います。
必ずリュックに入れましょう!
まもなく尾瀬ヶ原を後にバスを乗り継ぎ、次の宿泊地越後湯沢温泉に向かいました。
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まとめ
尾瀬は福島県・新潟県・栃木県・群馬県の4県にまたがる高地にある盆地状の高原です。
阿賀野川水系最大の支流只見川の源流域です。
尾瀬の中心となる尾瀬ヶ原は約1万年前に形成されたと考えられ,日本を代表する高層湿原です。
標高約1,400mの高地に位置しています。
歩くのには木道が整備され、湿原保護のため木道以外への立ち入りが厳しく制限されています。
また、ゴミ持ち帰り運動の発祥地です。
尾瀬には6.7月に行くのが誰にもお勧めです。
そして行く時は履きなれた靴で行くこと。
リュックで、雨がっぱを必ず持つこと。
きっと、素敵な尾瀬が待っていてくれる事でしょう!!!