ブルーフラッグは、ビーチやマリーナを対象とした環境認証です。
現在、世界50の国と約4,000箇所で取得されていると言われます。
ビーチ、マリーナの水質、環境マネジメント、環境管理、安全とサービスの状況が
国際的に優れていると認証される制度のことです。
そして今回2016年4月14日に、福井県高浜町の若狭和田海水浴場と鎌倉市の由比ガ浜海水浴場が、このブルーフラッグに認証されました。
日本では勿論アジアで初めての快挙です。
ここでは近くの福井県高浜町若狭和田海水浴場について書いています。
若狭和田海水浴場は2019年も認証されて、今年で4年連続ブルーフラッグに認証されました。
初認証された、2016年の若狭和田海水浴場の来場者は約十七万人と、前年比約二万人増でした。
動画を撮りました。↓
この日は曇天で残念だした。
2018年ブルーフラッグ3回目の認証
動画を撮りました。きょうは若狭富士もきれいですね。
ブルーフラッグとは?
ブルーフラッグは、きれいで安全な海を国際的に認証しようという制度です。
認められるには水質やビーチの保全活動など全部で33もの規準が設けられているといいます。
ブルーフラッグは、1985年にフランスで誕生しました。
フランスの海岸沿いの自治体が下水処理と海水浴場の水質への取り組みを実施しました。
それに対してブルーフラッグ認証が授与されたのが始まりのようですね。
ブルーフラッグに認証されるには
- 水質、
- 環境教育と情報、
- 環境管理、
- 安全とサービス
の基準をクリアすることが必須です。
若狭和田海水浴場が今回アジアで初めて認証された事はとてもすばらしいと思います。
ブルーフラッグに認証されると安心安全なビーチである証になりますね。
ところがこの認証は一度認証されたら永久のものではありません。
一年毎に審査が行われます。
基準を満たしていなければ認証は取り消されます。
抜き打ち審査もあるそうです。
高浜町の若狭和田海水浴場を紹介!
若狭和田海水浴場は福井県高浜町にある海水浴場です。
高浜町は福井県の最西端にあります。
今回ブルーフラッグに認証された若狭和田海水浴場は、全長およそ1キロに渡って続く遠浅な海と広い砂浜の海水浴場です。
日本海側では随一という遠浅の海水浴場です。
若狭湾国定公園のほぼ中央に位置します。
美しい海と砂浜が特徴です。
高浜町はライフセーバーの配備やゴミ拾いなど、町をあげて美化活動に取り組んできました。
そして今回、ブルーフラッグを取得したのです。
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若狭湾を臨む高浜町のビーチは本当にきれいです。
若狭富士と呼ばれる標高693mの青葉山が見守ってくれています。
青葉山は高浜町の最高峰です。
昔に火山活動によって出来た山です。
本当に富士山のように秀麗な山の姿です。
若狭の人々の誇りです。
そんな若狭富士に見守られる若狭和田海水浴場は、平成18年度に環境省が認証した快水浴場100選に選ばれています。
福井県内で唯一選ばれています。
ブルーフラッグはその世界版といえます。
また、青葉山に沈む夕日は、日本夕日百選にも選ばれた絶景です。
このきれいな海は町の人々の努力によって支えられてきました。
地域の誇りであるこの浜を、国際認証を取得することで世界の人にもわかってもらいたい。
こんな町民の一貫した思いと郷土愛がとうとう実をむすんだのですね。
高浜町観光協会では清清しい青色の旗をつくり町内のお店などに設置しました。
みんなの目に止まるような工夫をしてきました。
今回のブルーフラッグの審査会は、デンマークで開かれました。
そこで高浜町の若狭和田海水浴場がアジアで初めて認証されたのです。
海開きの日を待つ浜茶屋 ↑
交通アクセス
JR若狭和田駅から徒歩12分
舞鶴若狭自動車道大飯高浜ICから車で10分
駐車場 2000台
トイレ
水洗公衆トイレ 7
多目的トイレ 3
まとめ
2016年4月14日。
福井県高浜町の若狭和田海水浴場がブルーフラッグに認証されました。
アジアで初めての認証です。
ブルーフラッグはきれいで安全な海を国際的に認証しようという制度です。
水質やビーチの保全活動など全部で33もの規準が設けられているといいます。
その厳しい基準をクリアーして認証されたことは本当にすばらしいですね。
若狭和田海水浴場は若狭湾国定公園のほぼ中央に位置します。
全長およそ1キロに渡って続く遠浅な海と広い砂浜の海水浴場です。
この美しい浜を広く知ってもらいたいと町民一環となって取り組んできたのです。
若狭和田海水浴場は昔は、夏は列車も満員で民宿も超満員でした。
その後車社会になり、日帰りの人もおおくなりました。
だんだん車が多くなってくると午後は早く帰路に着かないと、抜け出せない状況でした。
なお、今後若狭和田海水浴場は名称を「若狭和田ビーチ」 と変更しました。
「Wakasa Wada Beach]
夏だけのイメージの強い海水浴場をビーチにすることで、年間を通じて人が集まる場所にしたいとの願いだそうです。
今年はブルーフラッグに認証された、美しい海を季節を問わず、心いくまでゆっくりと楽しんでもらいたいものです。