弥生3月。
待ちに待った春です。
ぽかぽか陽気になってくると、何処かに出かけたくなりますね。
そこで、北陸の秘湯中の秘湯として名高い「大牧温泉」を紹介したいと思います。
大牧温泉観光旅館は大牧温泉に1つしかない観光旅館です。
日本列島最後の秘境、船でしか行けない温泉です。
日本百名湯のひとつです。
ここでは庄川峡と秘湯大牧温泉観光旅館を紹介しようと思います。
動画を撮りました。
大牧温泉観光旅館へのアクセス
JR北陸本線高岡駅で下車。
バス 小牧堰堤行きに乗車
所要時間 1時間15分庄川遊覧船乗り場到着
車の場合
北陸自動車道砺波インターより15分
東海北陸自動車道福光インターより20分
無料駐車場があります。
富山空港より車・タクシーで40分
小松空港より車・タクシーで60分
そこで
庄川遊覧船乗船
所要時間 約30分
船は冬ダイヤ (12月1日~1月31日)
春ダイヤ (2月1日~3月31日)
通常ダイヤ(4月1日~11月30日)
があります。
行く時には必ず事前に調べる事をおすすめします。
船は大牧温泉観光旅館の下に到着です。
所在地 富山県南砺市利賀村大牧44
TEL 0763-82-0363
大牧温泉とは
大牧温泉は1183年に倶利伽羅合戦により、源氏の軍勢から逃れ、山伝いに隠れ家を求めてきた平家の武将によって発見されたとのことです。
そして刀傷を癒した温泉と言われています。
大牧温泉の前の庄川はもともと奥飛騨の沢水を集め日本海へ注ぐ川です。
1930年に当時東洋一の規模となった小牧ダムが完成しました。
小牧ダムの湖底にはかつて湯治場のある村落がありました。
しかし小牧ダムの完成により村が水没しました。
その時この宿だけが一軒残されたと言われる秘境の湯です。
大牧温泉は日本百名湯のひとつです。
それから小牧ダムは2002年に国の登録有形文化財として指定を受けています。
自然豊かな湖畔はウグイ、ニジマスなどの渓流釣りや、バードウォッチングに最適です。
大牧温泉観光旅館の湖面にせり出すようになっている1階客室からは、釣り糸をたれることも出来るようですよ。
部屋から魚釣りが出来るなんてすごく素敵だと思いませんか?
温泉泉質
- ナトリウム
- カルシウム
- 塩化物
- 硫酸塩泉
効能
- 神経痛
- 筋肉痛
- 関節痛
- 五十肩
- リウマチ
- 胃腸病
- 慢性消化器病
- 腺病質
- 外傷
- 化膿
- 痔疾など
温泉は、露天風呂と大浴場・中浴場と3種類。
特に露天風呂は圧巻です。
女性の露天風呂は夜間は熊やカモシカが出るので、入湯できないようです。
チェックイン 15:00
チェックアウト 10:00
船は大牧温泉観光旅館の下に到着です。
そこから急な階段を昇って旅館はあります。
少し歩く旅館までの山すその道には
「熊がおりますのでお気をつけください」
と、注意書きの看板が出ています。
通された部屋は川にせり出した和室でした。
窓の下はダム湖です。
川の向こうは山、今は枯れ木の山で、目を左にやると雪をかぶった山がみえました。
朝は鹿が1匹走っているのがみえました。
スポンサーリンク
大牧温泉観光旅館口コミ情報
食事は夜も朝も食事処でいただきます。
グループ毎に区切られていて、主人と気兼ねなくいただきました。
また玄関ホール横にはすてきな空間がありました。
食事処や温泉浴場への廊下には訪れられた、たくさんの有名人やタレントさんのサインが並んでいました。
まとめ
大牧温泉観光旅館は大牧温泉にたった1つしかない観光旅館です。
そして日本列島最後の秘境と言われています。
しかも船でしか行けない温泉です。
日本百名湯のひとつです。
船でしか行けない。
しかも冬なら午後4時が船の最終便です。
旅行会社でもらったその「大牧温泉」のパンフレットを見ると少し不安でした。
まず、船でしか行けないこと。
建物が川にせり出して建っている事。
すぐ裏が急な山である事。
急に帰りたくなってもどうしようもありません。
少し前までは携帯電話も通信圏外になってしまったようです。
今は家族とTV電話も出来ました。
窓を開けて下を見ると川にせり出していてスリル満点です。
また食事付き日帰りプランもあります。
利用可能時間は、11時~15時まです。
庄川峡船の旅を楽しみ、大牧温泉観光旅館で温泉に入る。
おいしい食事をいただく。
そんな気軽な日帰り旅行もお勧めです。