琵琶湖といえば滋賀県にある日本で最大の面積と貯水量を持つ湖です。
滋賀県の面積の6分の1を占めていますね。
両岸の最も狭い所に架かる琵琶湖大橋の南部分、南湖には琵琶湖汽船のミシガンクルーズ、高速船クルーズが運行されています。
季節によっては季節のイベントクルーズもあります。
また1日かけて竹生島などにも上陸し、琵琶湖を1周するぐるっと琵琶湖島めぐりコースもあります。
桜の季節には桜の名所100選にも選ばれた、海津大崎の桜並木を湖上から眺める桜クルーズも運行されます。
琵琶湖の南湖を行くクルーズ
琵琶湖の南湖を行くクルーズには次の2つのコースがあります。
- ミシガンクルーズ
- 高速船クルーズ
ミシガンクルーズはミシガンという外輪船で南湖を周遊するコースです。
ミシガンは、1982年(昭和57年)4月29日に就航した、びわ湖を代表する遊覧船です。
滋賀県と友好姉妹都市である、アメリカ・ミシガン州との国際親善を祈念して、ミシガンと命名されたのだそうです。
ミシガンクルーズは3つのコースがあります。
ミシガン80
ミシガン60
ミシガンナイト
ミシガン80コースは昼間の雄大なびわ湖の景色と食事、陽気なクルーズイベントを楽しむ80分コース
ミシガン60コースは昼さがりのびわ湖を気軽に楽しむ、60分コース
ミシガンナイトは美しい夕景・夜景のびわ湖と食事、陽気なクルーズイベントを楽しむことが出来るそうです。
船内では音楽のイベント、軽食、コース料理も楽しめるそうです。
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あと琵琶湖には大型豪華客船ビアンカがあります。
琵琶湖最大の船で、パーティーと併せて、びわ湖ならではのクルーズを同時に楽しめる贅沢な利用が可能だという事です。
全長 66、0m
旅客定員 604名 です。
高速船クルーズ
また湖南航路高速船クルーズは、気軽に楽しめてとても快い60分の高速船クルーズです。
2015年春から新登場したコースでミシガンと交互に発着するようです。
今回3月末に高速船に家族で乗りました。
琵琶湖観光の玄関口、快晴の大津港から丁度高速船が出航する時間でした。
高速船はまもなく静かな湖面に白い波をたてて出航しました。
春休み中とはいえ平日なので、あまり混んでいなくて船内の椅子の好きな席をとって外を眺めたり、上に上がって風を受けながら湖岸の移りゆく景色を眺めたりと、とてもゆったりと琵琶湖の景色を楽しむことが出来ました。
高速船のデッキには少し高くなった丸い所があって、丁度舞台のようになっています。
快晴の琵琶湖!快適に進む高速船!!!
すっかり気分をよくした孫のあーくんがヒップホップを踊りだしました。
高速船はUターンしてやがて反対側の湖岸に沿って進みびわ湖大津館とイングリッシュガーデンに沿うように走ります。
丁度外輪船ミシガンがびわ湖大津館に着いて乗降中でした。
高速船はそのまま走りやがて大津港に到着します。
びわ湖大津館とイングリシュガーデン
外輪船ミシガンの乗降も出来るびわ湖大津館ですが1934年に県内初の国際観光ホテルとして(旧琵琶湖ホテル)として建築されたレトロな建物を再活用した、大津市の多目的文化施設だと言う事です。
レストランやショップ、ウェディングサロンもあるようです。
高速船に乗った前日にここの琵琶湖に面した戸外のオープンカフェで飲んだコーヒーはとてもおいしかったです。
毎年桜の季節には桜まつりも開催されます。
丁度桜まつりの真只中でした。
またイングリッシュガーデンは各ゾーン毎に彩られ様々なイベントが開催されるようです。
まとめ
湖南航路ミシガンと高速船クルーズは次のところから発着します。
大津港
柳が崎湖畔公園港(びわ湖大津館)
におの浜観光港(大津プリンスホテル)
行くもよし!帰るもよし!ぐるっと回るもよし!
「三方よし」だそうです。
琵琶湖は面積約670km2 周囲約235km 深さは平均で約41m、最も深いところでは約104m、約275億m3もの貯水量の日本一の湖です。
やはり風のある日や荒れる日には波が大きくたちます。
以前竹生島に行こうと思った日には荒れて運行休止になったことがありました。
天気予報もあらかじめ確かめてから行くのが良いかなと思います。