道後温泉と言えば道後温泉本館が有名ですね。
道後温泉と聞いて、誰もがまず頭に浮かぶのはあの独特の建物だと思います。
道後温泉は日本最古の温泉らしいと言う事です。
3月中旬に入った13日の午後早くに松山駅に到着したのですが雪がパラパラと降っていました。
でも、そんなに寒くも無く、どうやら松山は雪は積もることはめったにないそうです。
あこがれの道後温泉の歴史と文化についてみてみたいと思います。
道後温泉の歴史と文化
道後温泉本館のパンフレットによれば本館付近の遺跡からは、、約三千年前の縄文時代の土器片が確認されていて、湯の湧く傍らにみんなが集まって湯あみを楽しんだと考えられているそうです。
また道後温泉といえば夏目漱石の小説「坊ちゃん」ですね。
本館完成の翌年に松山中学に赴任して来た文豪夏目漱石は何度も通っていたそうです。
この道後温泉本館は国指定重要文化財です。
1994年に日本の公衆浴場として初めて指定を受けています。
そして今も現役の銭湯として利用されています。
とても有名な建物なので以前から知っていましたが銭湯だったとは分かっていませんでした。
また道後温泉本館は環境庁(当時)の「残したい日本の音風景百選」にも(1996年)選ばれているそうです。
朝6時の開館時、正午、午後6時に太鼓(刻太鼓)を鳴らすのです。
それから入浴はコースがあります。
霊の湯(たまのゆ)神の湯があり、湯上りにはお茶とせんべい(神の湯)お茶と坊ちゃん団子(霊の湯)のおもてなしがあるようです。
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道後温泉街について
松山市内には市電が通っていて、いろんな種類、いろんな模様を描いた電車が走っています。
いろんな都市を走っていた電車だということです。
今度はどんな電車が来るかな?見れるかな?と楽しいです。
私たちが宿泊した旅館「ホテル古湧園」は高台にありました。
窓から市内が遠くまで見下ろせて、ちょうど左下にあの有名な道後温泉本館が見えます。
前方下には温泉街の土産物店の並ぶアーケードが見えました。
そして右に目をやると松山城の天守閣をくっきりと望むことができました。
食事前にアーケードの土産物店を歩いて、温泉街の雰囲気を味わうのがお勧めです。
ここかしこに「坊ちゃん」がアピールされているようです。
ホテル古湧園の夕食は部屋に運んでいただけました。
最近は部屋に運んでいただける機会があまり無いのですごくうれしく思いました。
それから温泉がとても気に入りました。
大きな岩が配されていて、すごく浴室全体が湯気が満ちて落ち着く雰囲気でした。
松山城について
松山といえばやはり松山城をおとずれたいですね。
松山城は標高132メートルの山頂に本丸がそびえています。
大天守の標高は約161メートルだそうです。
これは現在12ある平山城の中では最も高い城郭です。
山の高さは、同じ平山城である姫路城の約3倍の高さだと言うことです。
四国最大の名城で、21棟の重要文化財があります。
創設者は加藤 嘉明だそうです。
天守は築城当時は五重だったそうですが、地盤の弱さによる安全確保?また江戸幕府に配慮?
とも考えられているようですが三重になったようです。
ところが1784年に落雷で焼失し、復興工事中に火災で頓挫。
今の天守は安政元年(1854年)に復興したものだそうです。
姫路城と並ぶ連立式天守でわが国最後の完全な城郭建築といわれるとの事です。
当時(江戸時代)の大工さんが書いたと思われる侍の似顔絵の落書きが修復中に見つかったとかで展示されていたのがおもしろかったです。
また天守閣から瀬戸内海がとてもきれいに見えます。
瀬戸内海に浮かぶ島々の一つを、案内をしてくれたタクシーのドライバーさんが指差して「あれがダッシュ村(Tokio)です」と教えてくれました。
すごく感激でした。
瀬戸内海はいっそう明るく輝いて見えました。
また松山城にはロープウェイとリフトがあります。
リフトは今は工事中ですが、ロープウェイは城山8合目付近まで327.32メートルを2分30秒で昇降します。
桜が目の下に咲き始めていました。
まとめ
松山を訪れたらやはり松山城は欠かせない所だと思います。
ロープウェイを降りてから天守入り口までは徒歩で約10分かかります。
お城の観光時間は2時間位は見ておいた方が良いかなと思います。
トイレは天守内にはありません。
本丸内、売店横にあります。
観光タクシーのドライバーさんは、ロープウェイの駅舎が良いと教えてくれました。
松山のお土産はやはり「坊ちゃんだんご」「一六タルト」でしょうか?
気候の良い瀬戸内の旅行をたのしみたいですね。